修理の事例紹介
“カー専用板金・塗装”No.7

車のバンパーやボディへのこすりつけ。

あっ！やってしまった、か？。。。と思う嫌な予感。

確認するまで、頭の中は色んな事がよぎりながらも被害が少ないように祈るばかり。

確認して、「えーそんなことないでしょ！あれぐらいで。。。」　「あ〜やっぱり」　「助かったぁ。。。」と評価が分かれ、思っていた以上に悪ければ悪いほどその後はその事でいっぱいになり、数日ブルーな気持ちが続く、車のバンパーやボディへのこすりつけ。

車を運転する多くの人が一度は遭遇する出来事ですよね。

どうしてそこまで気持ちが落ち込むのでしょう？
それは車の板金塗装修理というものが、とても高価であるというイメージが潜在的にあることも大きな要因ではないでしょうか？

確かに傷や凹みが深くそれが広範囲に渡れば渡るほどそれなりの手間や技術や材料費が必要で、金額がかさんでいきますが、程度によっては、実は数千円で行ってもらえて、しかも仕上がりに満足いくような方法を行ってもらえることもあるのです。

ここではそのような数千円程度から行ってもらえる修理方法をレポートしたいと思います。


通常、板金塗装修理は、修理箇所の周辺を含めて一度塗装を剥がして油脂や汚れを取って、へこみがある場合はそこをパテ埋め、または板金をして表面をなめらかになるまで削りこんで面を出し、その上に防錆剤やサーフェーサなどの下地材を塗布して塗装の乗りを良くして、また面をよりなめらかにするための削りだしなどの繰り返しの末、ようやく塗装し仕上げる、という段取りで作業が行われます。

この作業時間が大体、最低でも半日からかかり、技術や塗料代もいることなので、作業工賃が高くなるのです。

しかし、程度によりますが、浅い傷などの場合だと、上記板金塗装修理を行わずに仕上げることも可能なのです。
それが、「ポリッシング」です。

ポリッシングは、傷口とその周辺を、「研磨剤」と「ポリッシャー」という道具で研磨して仕上げる方法です。
要は傷の深さまでその周辺の塗料を少しずつ削っていき、傷をなくしたり目立たさなくする方法で、板金塗装修理とは逆の発想で作業を行います。

よって、研磨のみで仕上げるので、状態によりますが、だいたい数十分の研磨技術料から仕上げることが可能なのです。

ただ、これは浅い傷に限って可能な作業で、その傷がバンパーやボディーの地肌が見えている位の傷などでは行うことができません。
あくまで塗装内の傷（塗装の厚さ未満の傷の深さ）において有効となります。
また塗装を削っての修理となりますので、その分塗装が薄くなります。

板金塗装修理屋さんの大半が、通常は完璧な板金塗装修理で仕上げる前提で見積もりを提出してきます。
よっぽど親しい間柄が、消費者側に立っていろいろなプランを提示してもらえる親切な修理屋さんでない限り、こちらから聞かないとポリッシャーでの作業の提案はしてもらえないのが現状です。

こちらが完璧な板金塗装修理を望む時や明らかに深く大きい傷などは別にして、それ以外の程度であれば、一度ポリッシャーでの修理を相談してみるとよいと思います。

知っているのと知らないのとでは、結果や料金に大きく差がでてしまう板金塗装 修理。
いままでこういった板金塗装 修理 でも気軽に相談したり料金を聞けなかったり、一度相談してしまうと断りにくいなど、
どこが一番自分たちにとってよい板金塗装 修理 屋さんなのかを見つける事などほど遠いことで、何かと敷居が高くて行動が消極的になりがちな板金塗装 修理 業界。
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投稿者：Repair 7.net/リペア セブン ネット運営　　株式会社オルタナティブ

作成日：2012年07月25日